初級編 教会に行き始めた方へ
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Q01. 礼拝ではどんなことをやりますか。
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A.
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受付でお渡しする週報に、礼拝の式順が書かれています。最初は、意味がわからなくても大丈夫です。興味がありましたら牧師または教会員にお尋ね下さい。
参考 → 礼拝順序 |
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Q02. 教会とはどういうところですか。
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A.
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ここではキリスト教の教会についてお話します。
「教会」という言葉には、「十字架のある建物」という意味の他に、「キリストを主と信じる人びとの集まり」という意味があります。
越谷教会では、毎週日曜日に礼拝があります。聖餐式が行われる礼拝もあり、また婦人会・壮年会などの会合、教会月報を作る人、礼拝の音楽に関わる人、ホームページ作成に関わる人など、いくつもの会合が必要に応じて開かれます。
毎週木曜日には、午後と夜に聖書研究祈祷会が開かれます。
年単位としては、クリスマスイブに子ども向け・大人向けに2回行われるキャンドル・サーヴィス、夏の修養会、さんび夕礼拝、他教会訪問、映画を見る会、卓球大会、教会セミナーなど多彩な行事が用意され、楽しみとなっています。
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Q03. 礼拝にはどんな人が来ますか。
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A.
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洗礼を受けて越谷教会に籍のある人(陪餐会員ばいさんかいいん、と言います)の他にも、いろいろな立場の人が礼拝に参加しています。
例えば、小さい頃に幼児洗礼を受けているが、まだ自分の意志で信仰告白をしていない人(未陪餐会員みばいさんかいいん、と言います)、他の教会で洗礼を受けたが転居などの事情で越谷教会に通う人、キリスト教に興味を持っている人、教会がどんな所か知りたい人、聖書を読んでみたい人、讃美歌の響きが好きな人、牧師に話を聞いてほしい人、など。
洗礼を受けていない人は「求道者きゅうどうしゃ」と呼ばれます。どのような興味からでもまずは教会においでください。歓迎いたします。
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Q04. 越谷教会で結婚式ができますか。
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A.
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「できます」
結婚式は、神様の前で愛を誓うことによって、神様がふたりを結びつけ、永遠の祝福を与えてくださる儀式です。
お二人ともクリスチャンでなくても、教会で結婚式ができますが、それなりの心構えを持つように、事前に聖書の学びをしていただきます。
内容や回数はさまざまで、牧師と当事者によって決められますが、決して無理な回数にはなりませんので、安心してお申し出ください。
なお、礼拝堂で挙式をするため、礼拝のある日曜日は避けていただけるとありがたいです。費用については「内規」があります。また役員会の承認が必要ですので事前にご相談下さい。
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Q05. 越谷教会で葬儀ができますか。
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A.
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「できます」
教会員やそのご家族はもちろんのこと、教会員以外の方の葬儀を、越谷教会で執り行うことは可能です。
キリスト教の葬儀は、故人を神様の元に送り出し永遠の安らぎを祈り、残された家族に主の慰めを願う、礼拝形式のものとなります。
礼拝堂で執り行う場合と、葬儀場に牧師が出向いて執り行う場合がありますが、内容は同じです。
費用については「内規」があります。また役員会の承認が必要ですので事前にご相談下さい。
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Q06. 聖書とは?
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A.
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「信仰のものさしです」
現在、越谷教会では「新共同訳聖書」を使っています。
聖書は、旧約聖書と新約聖書があり、1冊の書物に収められています。聖書はキリスト教の正典(聖典ではない)と言われており、その意味するところは「ものさし」です。何がキリスト教であるかの基準を示すものとなります。
旧約は「古い契約」、新約は「新しい契約」のことで、翻訳の「訳」ではありません。
旧約聖書は39巻、1502ページあります。アダムとエバの物語や、ノアの箱舟のエピソードでよく知られる「創世記」から始まります。元々は、ヘブライ語とアラム語で書かれたものが写本に写本が重ねられ、さらに各国語に翻訳されてきました。1番古い写本は紀元前2世紀のものと言われます。
新約聖書は、27巻480ページからなり、イエス・キリストの生涯を伝える4つの福音書から始まります。原文はギリシャ語で、最も古い写本は紀元2世紀のものとされます。
この2つは成立の時期が違うにもかかわらずお互いに響き合う内容を持ち、古い時代に書かれたものであるのに、現代の私たちが毎週礼拝で使うことができる、生きた書物なのです。
聖書の製本技術は驚くべきものがあります。もし一般の文庫本に使われる用紙を聖書に使ったとしたら、本の厚さが1メートルにもなるとか。薄くて丈夫で裏写りしない用紙と印刷技術は、誇っていいと思います。
「新共同訳」は初めてカトリックとプロテスタント両方で使うことができる聖書として1987年に発行されました。現在、次の新翻訳が準備中で、予定通りにいけば2018年に「標準訳」という名称で発行されることになります。たゆみない研究の結果、新しい翻訳のものが1番、古い内容をよく表していると言えます。それだけでなく、現代日本に即した美しい日本語、礼拝で朗読されるのにふさわしい格調ある日本語の聖書を目指しているとのことです。
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