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そして、言われた。「あなたたちの中に、自分の息子か牛が井戸に落ちたら、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者がいるだろうか。」
ルカによる福音書14章5節
安息日は毎週休息と礼拝のために聖別された主の日です。旧約の時代に,神の聖約の民は週の7日目を安息日として遵守しました。神が地球を創造された後,7日目に休まれたからです。イスラエルの人々はモーセの時代から律法の中に記されている安息日を大切に守り、この日はすべての労働、業務を停止し神の礼拝のために集い、神の栄光と人々の慰安のために捧げておりました。 イエスの時代にもこの律法を守る姿勢が大変重視され、安息日を守らない人は罪人とまでされていたのです。
ある安息日にイエスは食事をするために、ファリサイ派の長老である議員の家に呼ばれて訪ねて行かれました。イエスが机に着かれるとそこへ「水腫(すいしゅ)」という病気を患っている人がイエスに癒して頂こうとやってまいりました。イエスが彼を癒すかどうかに、そこにいた人たちの視線が釘付けになりました。
イエスは彼を癒される前に、回りにいた律法の専門家やファリサイ派の長老たちにお尋ねになりました。
「安息日に病気の人を癒すことは律法で許されているでしょうか?いないでしょうか?」
その問いに、彼らはすぐに答えることが出来ずに黙ったままでおりました。
イエスは彼らの考えているは解っていましたが、気にせずその病気の人の手を優しく取ると、「水腫」を癒されました。そして回りにいる人々に向かてこうおっしゃいました。
「あななたたちは、もし自分の息子が井戸に落ちてしまったら、安息日だからと言ってすぐに助け出さない人はいないでしょう。今の病人は私の大切な息子の一人なのですよ。」