February




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「いかに幸いなことか
神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
傲慢な者と共に座らず主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
その人は流れのほとりに植えられた木。
ときが巡り来れば実を結び葉もしおれることがない。
その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。」
(詩編 1編 1節〜3節)


 『詩篇』(しへん、ヘブライ語: テヒリーム)は、旧約聖書におさめられた150編の神への賛美の詩であります。七十人訳およびこれを継承する教会の聖書には、この150編の本編に加え、ダビデの作とされる一編が収録されてあり、151編となっています。
 本来歌唱を伴い、いくつかのものには調べの指定が注釈として残されているそうです。ヘブライ語テキストに本来つけられた曲は失われていますが、「セラ」「ミクタム」などの曲の用語が残されています。弦楽器・管楽器(ラッパなど)・打楽器(シンバルなど)を用いり、竪琴の伴奏で詩編を歌うのが一般的でした。これらの楽器は軽く持ち運びが簡単なので、遊牧民の間で古くからしようされていました。現在、ユダヤ人の伝統的楽器を用いて曲を復元する試みがなされています。
 またキリスト教の伝統的教派では、多く詩篇は歌唱されるものであり、さまざまな音楽家によって作曲され、多彩な音楽的表現を生む土壌ともなってきました。

 


 
 
 

 

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