イエスの語る言葉一つ一つが、聞いている群集全員に行きわたり、人々の心を癒し励まして下さいました。 |
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それから、イエスは「こう祈るのですよ」と祈りのお手本を示されました。そのお祈りが今でも教会で皆で祈る「主の祈り」なのです。 |
「主の祈り」 |
「天にまします我らの父よ、
願わくは、御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。
われらの日用の糧を、今日も与えたまえ。
われらに罪を犯す者をわれらが赦すごとく、われらの罪をも赦したまえ。
われらを試みに会わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく汝のものなればなり」。
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主イエスは、よく祈られました。朝早く、また夜を徹して。そして、決まった時間に決まった場所で祈るという祈りの習慣も持っておられたようです。イエスのお話を聞きに集まった人々は皆この祈りを覚え、いつも口ずさんで祈ったことでしょう。 |