「悔い改めなさい。天の御国が近づいています。」
ヨルダン川のほとりに立って、大声で叫んで知る人がいます。バプテスマのヨハネです。(ヨハネについては
こちらをご参照下さい)ヨハネのうわさが広まると、ユダヤ全土から大勢の人達が集まってきました。ヨハネの説教を聞いて心の中を探られた人達は、次々に自分の罪を告白し、バプテスマを受けたと記されています。
こうしてヨハネは、やがてお出でになる救い主のために道を整える務めを懸命に果たしました。救い主を熱心に待ち続けている人々は、神様のことを教えるヨハネを見て、この人が救い主なのではないかと思う人もいましたが、
「とんでもない、わたしのあとからお出でになる方は、わたしよりもずっとずっと力のある方です。わたしには、その方の履物を脱がせて差し上げるほどの値打ちもありません。」とクビをふりました。