牧師コラム

 

第28回 主のもの
2026.8  須賀 工 (すか たくみ)
  「地とそこに満ちるもの
   世界とそこに住むものは、主のもの」
    詩篇24篇1節
  2026年8月3日から5日、軽井沢にある南ヶ丘倶楽部にて日本基督教団全国教会幼稚園連絡会主催の夏期研修会が開催された。ウレシパモシリ―保育と自然をつなぐ研究会-主宰の高橋京子さんをお迎えして、自然保育について学びを深めることができた。「ウレシパモシリ」というのは、アイヌ語で「互いに育ち合う大地」という意味である。
 今年の越谷教会附属越谷幼稚園のテーマは、真に勝手ながら、個人的に「つながり」である。今年は、神様と子どもたちの繋がり、親と子どもたちの繋がり、先生と子どもたちの繋がり、地域・社会・世界と子どもたちの繋がりを大事に考えたいと思ったからである。その上で私は、今回の研修を受け、そこに「自然と子どもたちの繋がり」というものも大事であることを再確認することができた。
 自然が持っている特性を生かし、自然そのものを教材に組み入れ、子どもたちの感性や感覚を教育・共育していくことの大切を、改めて教えられた気持ちである。神様は、自然を創造しましたが、それを人間が管理するように命じています。そして、私達は、その自然の恵みや特性によって恩恵を受けているはずです。しかし、私達は、果たして、その恩恵に対して、正しく応答しているでしょうか。人間の利便が優先され、自然を正しく管理していないのではないか。そのことを強く問われていると言えるかもしれない。この自然が、主によって与えられ、主によって管理を命じられているという原点を思い起こし、主を賛美しつつ、自然と正しく向き合うものでありたいと感じた。