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2024.5 須賀 工
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越谷教会に招聘をしていただき、就任して、早くも1年が経ちました。神様の憐れみと皆様の忍耐に支えられた一年であったように思い、心から感謝がたえません。
石橋秀雄牧師が退任された後、このみつばさも廃刊と聞き、少々、寂しい気持ちを感じた一年であったかもしれません。SNSが主流となった時代にあって、変わることのない文書伝道の大切さを噛み締めながら、今、このコラムを記しています。今後、このみつばさ(名称変更もあるか?)が、どのような意味を持ち、発展できるかは、分かりませんが、皆様の信仰生活、教会生活の一助となれば幸いであります。
今年は、能登半島地震という悲しい出来事から始まりました。そして、4カ月を経ても、未だに、復興の兆しが見えない現状に、更なる悲しみを感じています。そこには、確実に、悲しむ方々がいて、心を痛める人が住んでいるにも関わらず、何もしない、何も出来ないことに、もどかしい気持ちが隠せません。
使徒パウロは、次の様に、記しています。「希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(ローマの信徒への手紙5章5節)
どのような状況にあっても、神様の希望は変ることはありません。私達は、それを、御言葉と御霊の力によって、愛が注がれることで、何度でも味わい知ることができます。今、悲しみに暮れている方々の上に、神様の御霊が豊かに注がれ、神様の愛を味わい、希望へと押し出されていきますように、心からお祈り申し上げます。
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