信仰の先輩に聞く&石橋牧師と語る会

日時 2012年2月19日
会場 越谷教会礼拝堂


「全ては神様の導きによって」
                           豊川昭夫
 今年の信仰の先輩に聞くは、古い信徒の方は、辻源治兄のご長女、新しい方は浅川信秀兄のお母さんとして知られている浅川恵子姉にインタヴュー形式でお話を伺った。
 姉妹の生き方を聞くと、姉妹の傍らに常に越谷教会とキリスト教の信仰が共にある幸いを教えられた。越谷教会の近くに住み、物心ついた時から、教会で遊び学んだ。越谷幼稚園から教会学校そして高校2年生で受洗。中学生の時から年上の青年達(当時、越谷教会には青年が溢れていた)に「恵子ちゃん、恵子ちゃん」と呼ばれ、青年会の修養会にも参加していたという。そして12年間、幼稚園の教諭としても働かれた。しかし、結婚、子育てを経て、少しずつ教会の礼拝から離れていってしまった。
 再び礼拝に来たのは、辻源治兄の介護を通してだった。一人では礼拝に来ることが困難になった父親を子ども達が交替で礼拝に連れてくることになり、改めて礼拝こそ私の信仰の原点であると確信したと言う。そして、全ては神様の不思議な導きによって、浅川姉にとってふさわしい道が備えられてきたと話された。いつも前向きに明るく話す浅川姉、それは浅川信秀兄に信仰と共に受け継がれている。父親から娘、そして息子に、確実に信仰の継承がなされている。この信仰の先輩に続くものとなりたい。 
                                       (とよかわ あきお)

「災害時に於ける教会の役割」                            榎本 壽子
 2月19日の礼拝後「石橋牧師と語る会」に於いて石橋牧師より「災害時に於ける教会の役割」という題で40名程の教会員の出席のもとお話を伺う事が出来ました。まず8年前の中越地震が起こった時に、先生はすぐに十日町教会に駆け付けられた事から話し始められました。十日町教会はボランティアセンターと避難所になりました。教会には多くの方々が避難して来られましたが、その場で温かい食べ物を口にする事が出来たのは、心も体も温まり何より良かったと、その時を思い返して話されました。さて越谷教会は果たして地震が起きた時に耐えられるのだろうか、という事が問題になりますが、以前調べてもらったところ大丈夫であるとの結果が出ています。教会堂は特に頑丈に出来ていますし、地盤もしっかりしているので、地震には対応出来るだろうという事でした。次に質疑応答がありましたので、簡単に記しておきます。

質問 教会は避難所として指定されているのですか?
答  指定されてはいませんが幼稚園が一緒なので園児の安全を考え、園児全員の
    防災頭巾と水が用意されています。避難訓練も実施されましたが、その際ガラス
    の危険性も頭に入れておかなくてはならないと感じました。尚最も大事な事は、
    園児の安否確認が第一と考えています。

 次は災害問題とは別になりますが、次の様な質問がありましたので、付記しておきます。
質問 教団総会議長としての任期はどのくらいですか?教団の事をもっと詳しく知りたい
    と思っています。
答   任期は10月迄で、1年間です。
                                        (えのもと ひさこ)

                 (越谷教会月報みつばさ2012年3月号より)



力強く讃美歌を歌ってスタートです




司会を務めたのは、浅川信秀長老




大変話が上手な浅川恵子姉




真剣に石橋牧師のお話を聞く皆さん




お話する石橋牧師。今年のテーマは、ある意味大変重いテーマでした。日本キリスト教団総会議長の任期は1期2年です。残りの任期は1年弱です。10月にまた選挙があります。