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山崎 剛 |
今回のテーマに関して、2021年4月に受洗した新米信者としての視点、及び、私自身が30年以上生物を研究してきた生物学者(自然科学者)としての視点から考えてみたいと思います。
最初にどのような立場で私が物事をとらえているかを示しておきたいと思います。自然科学によると約138億年前「火の玉」ビックバンの急膨張から宇宙がはじまり、約46億年前に地球が生まれ、化石の証拠からその地球に約38億年前に最初の生命(細胞)が生じて長い進化を経て、現在の多くの生物が出現したと考えられています。
生物を含むすべてのものは原子・分子、それを構成する素粒子からできているというものです。これらは正しいと私は思います。私の研究からも、DNAのわずか一文字が変っただけでヒトは先天性免疫不全疾患の病気になります。ただ、自然科学は観測できるものだけを対象にしています。
私は神様について言葉で表すのが難しいですが、次のようにとらえています。神様は宇宙を含むすべてを、自然の法則も生き物もすべてお造りになったと。
さて、信者としては、「日々新たに」とは「日々神様を自覚して生きること」と思います。しかし、実際には恥ずかしながら神様のことを忘れて月曜日から土曜日を過ごし、日曜日の礼拝でやっと神様のことを思い出す、そんな生活を私は送っています。もっと正直に申し上げると、ネット礼拝は便利で有難いですが、2回分を同時に閲覧することもあります。そんな私ですのに、越谷教会の礼拝に出た際には敬愛する信者の方々が優しく接して声を掛けてくれます。本当に有難く感じています。現在、新型コロナウイルス・オミクロン株が猛威を振るっているため、静岡から越谷教会に思うように通えていません。一日も早く感染が終息して礼拝に日常として通えるようになることを願っています。
次に生物学者の視点からすると、ヒトは細胞レベルでは「日々新たに」に入れ替わっています。本人がそれを気づいていないだけです。私たちの身体は数十兆個の細胞からできています。元々は一個の受精卵が細胞分裂してたくさんの細胞になり、それらが集まって身体を構成しています。ヒトの場合、その99%の細胞は1年間で入れ替わっています。これが事実です。一日あたり約数千億個の細胞が身体の中で死に、ほぼ同じ数の細胞が細胞分裂によって生まれているのです。私たちが食べた物を材料にして新しい細胞は作られます。
以上、二つの視点から「日々新たに」というテーマについて考えてみました。ただ、私の考えには偏りがあるかもしれません。私は新米信者です。お気づきの点がありましたら、遠慮なくコメント・ご指摘いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
(やまざき つよし)
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一柳 民恵
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急遽、みつばさ原稿のピンチヒッターをまかされました、あかね君のおばあちゃんです。
可愛い大切な命のすばらしさを目の当たりにした時。
小さくて、あまりに全てが小さくて柔らかい体をベビーベッドの上で披露してくれています。
お母さんやお父さんに預け切って、オッパイを飲んで、オシッコやウンチをして後はよろしくとばかりに。
なんと丁寧に全てが処理され、サッパリとしたお顔をして、時に笑ったような顔を見せて、周りの視線を独り占めです。
いつも変わらぬ愛をもって導いてくださる神様。
教えられた祈りに導かれて祈ります。
遠い地球の果てまでもわたしたちの思いを導いてくださる神様、神様を賛美し、御言葉を聞いて祈るようにと教えてくださり感謝です。私たちは気づかなかったり、思い違いをしていることがあって、苦しんだり、悩んだりする弱いものです。
どうか御言葉によって正しい道へと導き気づかせてください。
今まで私たちと言おうか・・・、私と言うべきなのか、何でも自分の好きなようにしてよいものと思い込んできました。
わたしたちは、神様がお造りになった美しい自然を勝手に開発できるものと思い込み、環境を破壊し続けています。この弱い私ができることを今から導き教えてください、よろしくお願い致します。
イエス様のお名前によってお祈りいたします、アーメン
さんざんこの世の流れにのって、お金さえ払えばと思い上がり歩んできました、お許しください。今、小さな命を目の当たりにして、これから先、常に災害にさらされて歩む人生を思うと何とも辛いです。
せめて、私が生きるであろう残りの人生を祈り続けましょう。
一人でも多くの方がイエス様を受け入れ、その愛につながる人生を生きてほしいです。
平和を愛する世の中になってほしいと真剣に祈り求めます。
"御言葉通りでした。あの小さな命が確かにしっかりと私に教えてくれました"
せめて、体の動く間は与えられた賜物を何らかの形で生かしていきたいと思っています。思考と体の動きとが合致できますかはイエス様にお任せして、日々新たに歩ませてください。 |
(いちやなぎ たみえ)
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越谷教会月報みつばさ2022年2月号特集
「日々新たに」より
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