今月の特集題  聖書を読んで祈って伝道する

2019年度 教会総会



創立130年を迎えた教会総会
書記  豊川 昭夫
 2019年度の教会総会は、4月28日主礼拝後に行われた。出席者は男性15名、女性36名、合計51名。牧師と現住陪餐会員合計144名の五分の一(29名)以上の出席により総会は成立。

2018年度諸報告
◆教務教勢、行事、役員会報告
 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2018年度は、受洗3名・転入他2名の5名増に対して転出1名・逝去4名の5名減で、現住陪餐会員の増減は無かった。また礼拝出席者は99名で前年度同数であった。

◆各委員会等報告
 
伝道牧会委員会は、8月に教会全体修養会、10に卓球大会、2月に第7回教会セミナーを開催し、いずれも多く参加者があった。また玄関前にウェルカムボードを設置して礼拝案内を毎週出している。

 
壮年会は、例会の中で6月には食い改めの会、9月に埼玉盆栽博物館への野外研修を実施。新年度も継続を目標に活動する。

 
婦人会は、新しい執行部でスタートし、例会を中心に例年通りの活動を実施。地区・教区の集会へも多くの婦人が参加した。

 
教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は51名。8月には2年振りに夏期学校を和楽遊苑(栃木県塩原)で実施し44名もの参加があった。

 
附属幼稚園は、4月に37名が入園し、新年度全園児は107名と前年度より4名増。新しい職員も入り更に充実した職員体制が整えられた事に感謝の報告があった。

 
みつばさ編集印刷委員会は、12月に400号を発行した。教会員の祈りに支えられて発行出来た事に感謝し、新年度も教会の伝道主題をもとに企画発行していく。

 
キャンドルサーヴィス実行委員会は、キャンドルサーヴィスには一部280名、二部150名の参加者があった。今後の展望として時代の変化に対応する事をあげた。

 
インターネット委員会は、Q&Aの入門編・初級編が終わり中級編の作成を行った。今後は礼拝中継の検討もしていく予定。

 バザー委員会は、教会と幼稚園で楽しいバザーを行い約39万円の収益金があり、地震と豪雨災害の被災地に献金した。

 
礼拝音楽奉仕の会は、毎月の例会の他に恒例のさんび夕礼拝、キャロリング、讃美歌を歌う会を開催した。8月に開催してきたさんび夕礼拝は新年度は9月に開催する。

 
施設整備委員会は、講壇向けのライト設置と音響設備の刷新、FMラジオで個別に聞ける装置を設置した。

 
130年史委員会は、予定通り2020年発行を目指して作業をしている事を報告。

◆会計・献金報告
 教会一般会計は、昨年度は教区・地区の負担金が20万円程増額した中で、単年度では約23万円の黒字会計となり感謝であった。特に感謝献金が多く捧げられた。
 第二礼拝堂建築献金は、順調に積立が進み現在、総額約1,800万円の積立金がある。幼稚園夏休み中に外壁塗装と配管工事を行い総額150万円の教会修繕献金を7月より2年間の予定で開始した。
 外部への献金のナルドの壷献金・隠退教師を支える百円献金・東京神学大学後援会献金・熊本大分地震支援献金(9月で終了)は、それぞれ年額約39万円、27万円、12万円、19万円と多くの献金が捧げられた。

議案
1.2019年度伝道計画案に関する件
年間主題 
 「聖書を読んで祈って伝道する」
主題聖句 
 「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」
  (マタイによる福音書28章19〜20節)
 前年度と同様の伝道主題のもと伝道計画案が立てられた。賛成多数で可決。

2.2019年度予算案の件
 一般会計は、12万円の繰越金を組み込んで前年度とほぼ同額の総額約1,300万円の予算が上程され賛成多数で可決。

3.鈴木惠子牧師担任教師招聘の件責任役員に関する件
 鈴木惠子牧師を越谷教会の担任教師に招聘する事を39人中38人の賛成で可決。

3.責任役員に関する件
 例年通り、役員会に一任。

役員選挙
 総会席上で予備選挙を実施し上位12名の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の豊川昭夫、川田光江、薩摩雅宏、田坂邦彦、舟橋葉子、鈴木洋史の諸兄姉が選ばれた。尚、2期4年の任期を満了した一柳民恵姉、奥田尚子姉、菊地孝枝姉が休職となった。

終わりに        
 今年は、11月で教会創立130年を迎える総会である。一方、昨年越谷教会の規則が制定され、この規則の基に初めて開催された総会でもある。130年間歩み続け、そしてまた第一歩の歩みも始めている。130年間越谷教会規則が制定されなかった様に(今迄は教団の準則に従っていた)、その歩みは亀の様に遅い歩みかもしれない。しかし、主が共にいるが故に確実に一歩ずつ前進している教会である事を確信する。今年度も伝道主題の基、力強く福音を宣べ伝えていく教会でありたいと切に願う。  
(とよかわ あきお)

越谷教会月報みつばさ2019年5月号特集「2019年度 教会総会」より


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