今月の特集題  2017年度 教会総会



主の伝道命令に従う教会総会
書記  豊川 昭夫
 2017年度の教会総会は、4月23日主礼拝後に行われた。出席者は男性11名、女性30名、合計41名。牧師と現住陪餐会員合計194名の5分の1(39名)以上の出席により総会は成立。委任状は36通。

2016年度諸報告
◆教務教勢、行事、役員会報告
 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2016年度は、受洗4名・転入1名の5名増に対して、転出2名・逝去2名の4名減で、現住陪餐会員は合計で1名増となった。礼拝出席者は97名で前年度より3名増であった。

◆各委員会等報告
 
伝道牧会委員会、8月に教会全体修養会を栃木県真岡市で開催、10月に卓球大会、2月に第五回教会セミナーを開催し、いずれも多く参加者があった。卓球大会では埼玉新生教会からの参加者があり、初めて教会対抗戦を行い越谷教会が勝利した。

 
壮年会は、一年間ほぼ計画通りの活動を行うことが出来た。また例会では長欠者に寄書を送付して壮年会への参加を促した。

 
婦人会も、例会を中心に例年通りの活動を実施した。但し書記が不在だったので例会報告は各月の当番が担当した。新年度は役員4人体制で執行する。

 
教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は61名と多かった。特にイースター礼拝では卵が足りなくなる程多くの生徒が参加し嬉しい報告があった。

 附属幼稚園は、4月に33名が入園し、新年度全園児は101名。子ども・子育て支援新制度により財政面で恵まれ、また新年度には新任教師も加わり充実した保育が出来る事に感謝の報告があった。

 
みつばさ編集印刷委員会は、印刷作業にも慣れて、作成から印刷まで全て教会で順調に行うことが出来るようになった。

 
キャンドルサーヴィス実行委員会は、キャンドルサーヴィスには一部240名、二部170名の参加者があった。床張替え工事と重なってしまったが業者にも協力してもらい混乱なく開催出来た。

 
インターネット委員会は、今年度「教会Q&A」の初級編を追加アップした。また映像に関して調査研究を行った。

 
バザー委員会は、「子どもたちが楽しむフェスティバル、笑顔のあふれるフェスティバル」のテーマのもと約41万円の収益金があり、熊本・大分地震被災へ献金した。

 
礼拝音楽奉仕の会は、恒例のさんび夕礼拝、キャロリングを実施し讃美歌を歌う会も三回開催した。今後も諸貫先生の指導をお願いしたいとの報告があった。

 
施設整備委員会は、8月にトイレ改造を完成。12月に土足で入れるよう廊下・礼拝堂・応接室の床の張替えを完了。新年度は建物の外装亀裂に善処する予定。

 
副牧師招聘委員会は、11月より牧師招聘委員会と名称を変えた。また、ターミナルケア勉強会は、11月の役員会で終了が決定。「心も体も信仰もゆったりの会」は有志の会に引き継がれる。

◆会計・献金報告
 教会一般会計は、約3万円の赤字会計でスタートしたが決算は約54万円の黒字会計となった。新年度は久しぶりに黒字会計から始められる。第二礼拝堂建築献金は、順調に積立が進み現在、総額約1,500万円の積立金がある。10月より始まったトイレ改造のための献金は教会負担分100万円のうち、半分の約50万円が献金された。
 外部への献金のナルドの壷献金・隠退教師を支える百円献金・東京神学大学後援会献金は、それぞれ年額約47万円、24万円、13万円と多くの献金が捧げられた。

議案
1.2017年度伝道計画案に関する件
 年間主題 
 「聖書を読んで祈って伝道する」
 主題聖句 
 「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる。」
    (マタイによる福音書28章19〜20節)
 「聖書を読み、祈り、伝道する」信徒の群、「主の伝道命令に忠実」に従って「伝道力の命と力」を回復させて越谷教会の伝道を進めていきたいとの祈りを持ちつつ、伝道計画案が立てられた。賛成多数で可決。

2.2017年度予算案の件
 一般会計は、昨年度の繰越金を組み込んで前年度より約100万円増の総額1,300万円の予算が上程され賛成多数で可決。

3.責任役員に関する件
 例年通り、役員会に一任。

役員選挙
 総会席上で予備選挙を実施し上位12名の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の豊川昭夫、川田光江、一柳民恵、薩摩雅宏、奥田尚子、菊地孝枝の諸兄姉が選ばれた。尚、2期4年の任期を満了した石川洋子姉、岡林邦子姉が休職となった。

終わりに        
 先日、NHKの朝のドラマ「ひよっこ」で50年前の電話のシーンが流れた。茨城から東京に電話が通じるまで交換手を通して30分もかかるというシーンだ。今は、携帯電話でネットまで見られる時代になった。当然伝道方策も変わってくる。一方、越谷教会の建物は今年で40年目を迎える。高齢者に優しい建物を目指して、昨年はトイレの改造と礼拝堂と廊下の床張替え工事を終えた。今年は建物の亀裂に対処しなくてはならない。
 時代は変わる、建物も古くなる、しかし「わたしは世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる。」との御言葉はどんな時代になろうとも決して変わることがない。今年も、伝道主題のもと主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝えていく教会になれますように切に祈ります。 
(とよかわ あきお)

越谷教会月報みつばさ2017年5月号特集「2017年度 教会総会」より


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