今月の特集題 礼拝の充実を目指して
礼拝の恵みを証する
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山中 律子 |
![]() でも礼拝は石橋先生の説教の時だけでした。それが病を得てからはとにかく礼拝に行きたいに変りました、石橋先生の説教でなくても行きたいのです。 薬を飲み、体調を整え礼拝時間の短い第一礼拝へと車椅子に乗って出掛けます。そんな礼拝出席が続きましたが、段々礼拝へ行くのが困難になっていきました。すると次に起ったのが聖餐式へのこだわりでした。 とにかく聖餐の恵みに与りたいと必死でした。どうしても体調が整わない時は私が聖餐式のパンを二ケいただき、彼に持って帰りました。贖いの恵みに与りたかったのです。 亡くなる二か月前の時です。天草病院に入院しお世話になりました。毎日顔を見に行きましたが讃美歌を歌ってくれといわれ自分の讃美歌を持って行ったのですが、俺も歌うのだから俺の讃美歌もといわれ、ビックリしました。え?歌う? それから彼は片時も讃美歌を離さず持ち歩いた様で、看護士さんが山中さんの大事な聖書が休憩所に置いてあったわよと、何回も部屋に届けて下さったそうです。 彼は一人でひたすら讃美歌を読んでいたようでした。一度私に、俺は神様の審判を受けに ![]() 別れは突然に来ました。それは今日はチット調子が悪いのかなと思いながら帰って来ましたが次の早朝六時に召されました。 家族でかけつけるのを待つように息をひきとりました。 礼拝の恵みは彼を深く包み、そして父なる神をみ上げ賛美をささげ主の平安をいただき感謝の祈りをささげていたのだと思います。 彼の死後、天草の先生方五人でおせんこうをあげさせて下さいと云って来ました。でも先生はすぐ山中さんはクリスチャンだと気づき、インターネットで調べた所キリスト教は結婚式も葬式も「いつくしみ深き」を歌うという事を知り、五人でいつくしみ深きを練習して来ました。山中さんに届くように歌いますといって彼の写真の前でいつくしみ深きを朗々と歌って下さったのには、鳥肌がたち感謝で涙があふれました。 彼は生けるみことばに支えられ歩み続けました。 |
(やまなか りつこ) |
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土屋 恵子 |
![]() 高二の夏に日本基督教団深川愛隣教会(現愛隣伝道所)高橋玲二牧師が訪問して下さったのが教会に行く出会いでした。その後附属の保育園で保育士として働かさせて頂き、洗礼も授けてくださいました。日曜日は教会に行くことも自然でした。そして、夫と出会ってからも、日曜日は教会へ行っていることを伝えても、快く受け入れて礼拝の終る正午近くに、車で迎えに来てくれてあそびに行きました。そして、結婚式もキリスト教式で行うことに義父母は、「いつ、どんなときでも、あなたが大切だと思うことは大事にしなさい」と言ってくれて、さらに夫からは高橋玲二牧師に結婚式の司式を願い伝えたのでした。長男が生まれて、東京の教会へ通いにくくなり、越谷教会を紹介して頂き、転会できたのでした。 越谷幼稚園に二人の息子も入園して、聖書のみことばにふれて祈りの中で過ごさせて頂き、家族皆、諸行事に参加できた思い出がたくさんあります。思えば、「教会に行きなさいおくれるよ」とバタバタして家事をする私に、義母は寝たきりになっても声をかけてくれました。夫の葬儀の時も、「キリスト教でなくていいの?」と問いかけられた時はとても嬉しかったです。仏式でしたが、また、出会った住職さんからも「あなたの持ってる信仰は大切にして下さい。人を慈しみ、人に仕えて愛する教えは同じではないですか?」と話して下さいました。順風満帆に教会生活ができることは、本当に感謝です。この先も、礼拝から始まり神さまに祈って出発するということがぶれないよう大切にしていきたいと思います。この喜びを保育の仕事にも生かしていきたいです。目の前の子どもから出発する、人としてどうあるべきかを自分に問い直して、子どもと心通わす対話を大切に向き合って日々楽しんでいきます。 ![]() |
(つちや けいこ) |
越谷教会月報みつばさ2016年10月号特集 「礼拝の恵みを証する」より |
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