今月の特集題 2016年度 教会総会
書記 豊川 昭夫 |
2016年度の教会総会は、4月24日主礼拝後に行われた。出席者は男性15名、女性28名、合計43名。現住陪餐会員192名の五分の一(39名)以上の出席により総会は成立。委任状は35通。 ◆教務教勢、行事、役員会報告 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2015年度は、受洗2名・信仰告白1名の3名増に対して、転出3名・逝去5名の8名減で、現住陪餐会員は合計で5名減となった。礼拝出席者は94名で前年度より4名増であった。 ◆各委員会等報告 伝道牧会委員会、5月に他教会(東京聖書学校吉川教会)訪問ツアー、8月に映画を見る会、10月に卓球大会、2月に第四回教会セミナーを開催し、いずれも多くの参加者があった。2016年度は8月に教会全体修養会を栃木県真岡市で開催する予定。 壮年会は、例会の他に、6月に悔い改めの会、9月に屋外研修会(岩槻市「遷喬館」他訪問)を行った。新年度も「継続」を目標に2015年度と同様の活動を行う予定。 婦人会も、例会を中心に例年通りの活動を実施。9月の「ともしび」は能楽堂で開催し壮年を含め17名が参加した。地区の世界祈祷日では事務局を担当した。 教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は59名と多かった。新年度も教会役員は年一回の説教を担当する。 附属幼稚園は、4月に36名が入園し、新年度全園児は108名。2015年度より子ども・子育て支援新制度に変わり、以前より財政面では恵まれた。未就園児対象の「たけのこの会」は毎回満員だった。 みつばさ編集印刷委員会は、印刷も委員会で行い、作成から印刷まで全て教会で行うことになった。経費削減が出来たうえ、カラー印刷も可能になった。 キャンドルサーヴィス実行委員会は、キャンドルサーヴィスには一部210名、二部180名の参加者があった。教会員の負担を少なくする為、会場設営を外部に依頼し靴のまま入場することも出来た。安全面を考慮し全てペンライト使用とした。 インターネット委員会は、14年ぶりに全てのページをリニューアルアップした。新規として「教会Q&A」の入門編を作成。新年度は初級・中級・上級編を作成する。 バザー委員会は、「子どもの心を養う、楽しいフェスティバル」のテーマのもと約37万円の収益金がり、地震のあったネパールと水害にあった水海道教会へ送金した。 礼拝音楽奉仕の会は、恒例のさんび夕礼拝、キャロリングを実施し讃美歌を歌う会も四回開催した。拡大聖歌隊は諸貫先生の指導を受け新年度も同様の活動を計画している。 施設整備委員会は、幼稚園との関係で一年間活動休止をしていたが3月から活動を開始。当面はトイレ改造を行う。 ターミナルケア勉強会は、隔年開催となった「心も体も信仰もゆったりの会」を開催し一泊二日で茨城県五浦海岸、福島第一原発等に行った。ボランティア部門は休止中。 ◆会計・献金報告 教会一般会計は、約23万円の赤字会計でスタートしたが決算はマイナス約3万円で終了。単年度では久しぶりの黒字会計だった。第二礼拝堂建築献金は、順調に積立が進み現在、総額約1,400万円の積立金がある。厨房・階段献金(2014年11月工事実施)は、予定より早く献金が集まり、2016年3月をもって完済し終了した。 外部への献金のナルドの壷献金・隠退教師を支える百円献金・東京神学大学後援会献金は、それぞれ年額約45万、25万、14万円と多くの献金が捧げられた。 1.2016年度伝道計画案に関する件 年間主題 「聖書を読んで祈って伝道する」 主題聖句 「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」 (マルコによる福音書16章15節) 今年度の伝道主題、伝道聖句とも新しくした。「聖書を読んで祈って礼拝に出る」、この礼拝の恵みにあふれ、世に出て行って証しする越谷教会になり、主の伝道命令のご委託に応えていきたい。この為昼の祈祷会も再開した。礼拝に出やすい教会にする為、トイレの改造も行う。祈りを持ちつつ、伝道計画案が立てられた。賛成多数で可決。 2.2016年度予算案の件 一般会計は、昨年度の収入に見合った無理のない予算で昨年度とほぼ同額の総額1,200万円の予算が上程され賛成多数で可決。 3.責任役員に関する件 例年通り、役員会に一任。 総会席上で予備選挙を実施し上位13名(12位が二人のため)の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の田坂邦彦、清水広幸、鈴木洋史、舟橋葉子、関口幸子、貴田陽一の諸兄姉が選ばれた。尚、任期を満了した川田光江、雲見昌弘、薩摩雅宏の諸兄姉が休職となった。 私が30年前初めて教会へ来た時、みつばさは全て印刷所へ発注していた。その後、教会でワープロ作成・パソコン作成を経て、昨年はついにカラー印刷で全ての作業を教会でする事になった。30年前、ほとんどの方は電話帳で教会を探していたが今はインターネットで探してくる。越谷教会も14年の年月を経て昨年ホームページをリニューアルアップした。キャンドルサーヴィスは、業者に会場設営を委託し靴のまま会場へ入れるようにした。今年は礼拝に出やすくするため多目的トイレの改造を行う。 時代と共に伝道方策も多岐に亘っている。しかし、いつの時代でも基本は「聖書を読んで祈って伝道する」事であると思う。その中心にあるのが礼拝であり祈祷会である。新しい伝道主題のもと今年度も主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝えていく教会になれますように切に祈ります。 |
(とよかわ あきお) |
越谷教会月報みつばさ2016年5月号特集「2016年度 教会総会」より |