今月の特集題 主は生きておられる
暗闇の中で
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谷口 則之 |
![]() ところで、僕は風呂のない二間のボロアパート住まいの貧乏人だ。だからいい。敷居が低いというより「ない」から古い友人が集まりやすい。中学や高校のときの友達が未だに毎週の日曜日やって来る。これを「日曜晩餐会」と名付けた。 大家のおばぁちゃんにドレスで正装するように言っても、いつも普段着だ。僕は、作務衣を着てみんなを迎える。とってもハッピーなひと時を得て生きている。こんな人生にしてくれた神様に感謝をせざるを得ないでしょう。 「幸せは、それを感じとる能力」と言った人がいる。本当にそうだ。 「物質的な豊かさ」を追い求めるから、戦争の火種ができるのでしょう。「物質的な豊かさ」で、地球温暖化になるのでしょう。 ![]() これは、いつだったか牧師先生の言葉で、「自分と物との関係」「自分と人との関係」本当に幸せが得られるのは、つまり、「自分と神様との関係」だそうだ。 「豊かな物」にしがみ付いて生きている限り感じられない「神様」は、不思議な方法で貧乏人を幸せにする。 質素な、貧乏な、暮らしぶりで大喜びして生きていれば、神様のことをまだ知らない方々が、とっても不思議がるでしょう。これが一番手っ取り早い伝道になると僕は思う。少なくても僕の子は、僕の生き方を見ている。 たしか、うろ覚えだが、「物を拝んではならない」と聖書にあったような気がする。僕は、貧乏人だ。それを実践した。 たしか、「富と神様の両方に仕えることは出来ない」と聖書に書かれてあったような気がする。また僕の勘違いかな? さて、これから日曜晩餐会の準備をしよう。 |
(たにぐち のりゆき) |
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中山 百合 |
「どうして又、私が?」と原稿依頼のお電話を頂戴した時は、本当に困り果ててしまいました。もう二度も自分の現状を綴っているからです。でもこんな嘆かわしい姿の私でも、憐み深い神様のいつくしみによってどうにかこうにかやれている恵みをお伝え出来ればと思い直しました。![]() 眼に使う軟膏が有るのをご存じでしょうか?広範囲抗菌点眼剤眼軟膏0・3%と書かれています。私はいつも自転車で動くのですが、風と一緒に顔に吹き付けてくる小さなゴミがそのまま眼に飛び込んでしまうのでこの軟膏がポケットに欠かせません。 又抗てんかん薬の副作用でふだんの身体の動きにも限界を感じます。例えば階段を下りるのは何でもないのですが上がるのは両脚にかなりの負担で、まさに一歩一歩です。 こうなって初めて『普通にやれること』が如何に価値あることなのかを知りました。 私が天職と想っていた塾の仕事でも我が家の近隣に新規教室が設置された為、生徒数で判断する本部からは「越谷の平均生徒数の足を引っ張っている」と云われる始末です。 そうした冷風が吹き付けても、牧師先生方の説教に癒されるときが与えられてひたすら感謝です。 病気がいやされて (辻 宣道牧師) 主なる神さま しばらくのあいだ思いがけぬ病気を経験させられました 病気になったときは驚き、焦り 不安におびえました ![]() 過ごさせてくださいましたことを 感謝いたします またそこは祈りの場所となりました いつのまにかみことばに学ぶことも 祈ることも怠っていた私にとって 大きな反省の場所が 与えられましたことを感謝いたします もしこの経験がなかったら 私の魂の状態は取り返しのつかないものに なっていたと思われます あなたは病気を通して 世俗的な思いからもう一度神さまに目を向け る思いに 私を切り替えさせてくださいました いま私は身体の健康を回復すると共に 魂のすこやかさもいただくことができました この喜びをあなたの御栄光を あらわすために用いさせてください 感謝を忘れたときは また適当な方法をもって 私に道を示してください 主にあって 日本基督教団出版局 「その時の祈り」より |
(なかやま ゆり) |
越谷教会月報みつばさ2015年7月号特集 「主は生きておられる 暗闇の中で」より |
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