今月の特集題  2015年度 教会総会



教会総会報告
書記  豊川 昭夫
 2015年度の教会総会は、4月26日主礼拝後に行われた。出席者は男性14名、女性30名、合計44名。現住陪餐会員195名の五分の一(39名)以上の出席により総会は成立。委任状は40通。

2014年度諸報告
◆教務教勢、行事、役員会報告
 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2014年度は、受洗1名・信仰告白1名・転入1名の3名増に対して、転出2名・逝去1名の同じく3名で増減はなかったが、別帳会員へ8名異動の為、現住陪餐会員は8名減となった。礼拝出席者は90名(7名減)であった。

◆各委員会等報告
 
伝道牧会委員会は、8月に教会全体修養会を栃木県真岡市で開催、10月に卓球大会、2月に第三回教会セミナーを開催し、いずれも多くの参加者があった。教会事務作業が行ってきた業を同委員会で引き継いだ。

 
壮年会は、例会の他に、7月に悔い改めの会、9月に屋外研修会(利根運河等訪問)を行った。新年度も「継続」を目標に2014年度と同様の活動を行う予定。

 
婦人会も、例会を中心に例年通りの活動を実施。今年も伝道牧会・慶弔・ともしびと、多くの委員を派遣し支えてきた。新年度は新会長のもと活動をする。

 
教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は59名。小学科の出席が増加傾向にある事を報告。新年度も教会役員は年一回の説教を担当する。

 
附属幼稚園は4月に48名が入園し、新年度全園児は116名で前年度より10名増える。4月より子ども・子育て支援新制度に変わり、以前より財政面では恵まれる。

みつばさ編集印刷委員会は、新しいパソコンを購入して更なる前進をし、新年度は印刷(カラー印刷)も全て教会で行う予定。

 
キャンドルサーヴィス実行委員会は、キャンドルサーヴィスには一部180名、二部130名の参加者があった。会場作りの椅子の移動が困難との報告があった。

 
インターネット委員会は「聖書のことば」を新規に作成した。近年始めたフェイスブック、礼拝録音、教会員専用ページのみつばさ閲覧等全て順調に行っている。

 
バザー委員会は、「人とのつながりを楽しむ、新しいフェスティバル」のテーマのもと約36万円の収益金があった。

 
礼拝音楽奉仕の会は、恒例の讃美夕礼拝、キャロリングを行い、諸貫先生による拡大聖歌隊の指導も受けた。広く讃美歌を歌う「讃美歌を歌う会」は新年度も実施する。

 
ターミナルケア勉強会は、隔年開催となった「心も体も信仰もゆったりの会」を2015年度に開催する。平成園ボランティアが終了し、ボランティア部門は検討中。

 
施設整備委員会は、幼稚園の形態が変わる為活動を休止していたが、2014年度は復活し長期ビジョンを見据え活動を再開。

◆会計・献金報告
 教会一般会計は、約23万円の赤字会計だったが、17万円の赤字でスタートしているので単年度での収支はほぼ同じだった。
 第二礼拝堂建築献金は、順調に積立が進み現在、総額約1,300万円の積立金がある。消防署の改善命令を受け、11月に厨房階段工事を行い返済の献金が始まった。
 外部への献金のナルドの壷献金・隠退教師を支える百円献金・東京神学大学後援会
献金・東日本大震災支援献金は、それぞれ年額約47万、23万、12万、88万円と多くの献金が捧げられた。

議案
1.2015年度伝道計画案に関する件
年間主題 
 「伝道に燃える教会」
主題聖句 
 「二人は、『道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか』と語り合った。」(ルカによる福音書24章32節)
 今年度の伝道主題、伝道聖句は昨年と同様。被災地の牧師をお呼びして特別伝道礼拝を持つ。礼拝に出やすい環境の整備。教会学校の業への祈りを深め、信仰の継承を成し、教会の活性化を図って行きたい等の祈りを持ちつつ、伝道計画案が立てられた。賛成多数で可決。

2.2015年度予算案の件
 一般会計は23万円の赤字でスタートを切るが、出来るだけ支出を抑えた予算を立て、昨年度とほぼ同額の総額1,200万円の予算が上程され、賛成多数で可決。

3.責任役員に関する件
 例年通り、役員会に一任。

役員選挙
 総会席上で予備選挙を実施し上位15名(12位が4人のため)の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の豊川昭夫、一柳民恵、岡林邦子、菊地孝枝、石川洋子、奥田尚子の諸兄姉が選ばれた。尚、任期を満了した清水広幸兄が休職となった。

終わりに        
 総会が終わり帰り際にバス停でちょうど教会員のNさんとKさんがバスを待っていた。越谷駅まで車で送る途中話をすると、Nさんは越谷駅からもう一つ別のバスに乗り換える。Kさんは松原団地駅まで電車で行って、更にまたバスに乗ると言う。思わず「信仰が無ければ無理して教会には来ないですよね」と口から言葉が出た。
 今日の総会出席者は44名。決して多い数ではない。しかし、NさんやKさんの様な信仰者お一人お一人の参加があって教会総会が無事成立した。そして今日、様々な事情で来られなかった150名余りの教会員を含め全員によって越谷教会は成り立っている。
 一人一人の力は弱い。しかし、弱い力が集まって大きな伝道へと進んでいった越谷教会の126年の歴史がある。「伝道に燃える教会」の主題のもと、今年度も主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝えていく教会になれますよう切に祈ります。

(とよかわ あきお)

越谷教会月報みつばさ2015年5月号特集「2015年度 教会総会」より


特 集      HOME