今月の特集題  2014年度 教会総会



教会総会報告
書記  豊川 昭夫
 2014年度の教会総会は、4月27日主礼拝後に行われた。出席者は男性12名、女性31名、合計43名。現住陪餐会員203名の5分の1(41名)以上の出席により総会は成立。委任状は27通。

2013年度諸報告
◆教務教勢、行事、役員会報告
 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2013年度は、受洗者が4名、転入者が4名で8名の増に対して転出者が1名の減で、現住陪餐会員は前年度に比べ7名の会員増であった。礼拝出席者は97名で(3名減)あった。

◆各部各委員会報告
 
伝道牧会委員会は、5月に他教会訪問ツアー(安行教会訪問)、8月にキリスト教関連の映画を見て神の恵みを考える会、10月に卓球大会、2月に第二回教会セミナーを開催し、いずれも多くの参加者があった。
 
壮年会は、例会の他に、5月に伝道牧会委員会と共催で他教会訪問ツアー、6月に食い改めの会、10月に屋外研修会(庄和町浄水場、鈴木貫太郎博物館他)を行った。
 
婦人会は、例会を中心に例年通りの活動を実施。教区・地区の集会へも積極的に参加した。今年度からは教会事務作業の一部を伝道牧会委員会に移管する。
 
教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は62名で前年度より6名増の出席者があった。
 
附属幼稚園は4月に35名が入園し、2014年度全園児は105名。国策により来年度から幼稚園の形態が変わるが、宗教法人と学校法人との補助金の格差がなくなる為、財政的には恵まれる事になる。
 
みつばさ編集印刷委員会は、2013年度よりページ数が6頁の月と8頁の月があるが、教会の大切な伝道紙として毎月発行された。尚、教会より新しいパソコンを購入して頂き感謝の報告があった。
 
キャンドルサーヴィス実行委員会は、キャンドルサーヴィスには一部230名、二部140名の参加者があった。教会員以外でも多くの求道者の奉仕があった事を報告。
 
インターネット委員会は、近年礼拝録音、みつばさの閲覧、フェイスブックを開設し、どれも順調に行っていることを報告。2013年度は教会暦のページを新設した。
 
バザー委員会は、約40万円の収益金があり、主に昨年9月に発生した越谷市の竜巻被害の見舞金と越谷幼稚園の子どもたちのために配分された。
 
礼拝音楽奉仕の会は、恒例の賛美夕礼拝、キャロリングを行い、諸貫先生による拡大聖歌隊の指導も受けた。今年は、「讃美歌21を歌う会」を、より広範囲な讃美歌を歌う「讃美歌を歌う会」として実施する。
 
ターミナルケア勉強会は、20年間奉仕してきた平成園ボランティアが終了した。隔年開催となった「心も体も信仰もゆったりの会」は2月に越生方面に行った。
 2012年度に発足した
施設整備委員会は、幼稚園の形態が変わる為、2013年度は委員会の活動を中止した。今後は幼稚園の方向性が定まった時に再開する。

◆教会会計・各献金報告
 教会一般会計は、約17万円の赤字会計だったが、幸い次年度の会計に大きく影響を及ぼす数字ではなかった。第二礼拝堂建築献金は、順調に積立が進み現在、総額約1,100万円の積立金がある。昇降機献金は6月で完済することが出来献金も終了した。
 外部への献金のナルドの壷献金・隠退教師を支える百円献金・東京神学大学後援会献金・東日本大震災支援献金は、それぞれ年額約45万、23万、15万、90万円と多くの献金が捧げられた。

議案
1.2014年度伝道計画
 伝道主題 
  「伝道に燃える教会」
 主題聖句 
  「二人は、『道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか』と語り合った。」(ルカによる福音書24章32節)
 今年度は新しい伝道主題、伝道聖句をもって伝道計画案が立てられた。賛成多数で可決。
2.2014年度予算案の件
 一般会計は、若干の赤字会計からスタートするが、昨年度で空調機返済も終わり、支出を抑えることが出来、収入に見合った無理のない予算を立てることが出来た。昨年度の実績に近い総額約千二百万円の予算案が上程され、賛成多数で可決。
3.責任役員に関する件
 例年通り、役員会に一任。

役員選挙
 総会席上で予備選挙を実施し12名の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の川田光江、雲見昌弘、薩摩雅宏、鈴木洋史、田坂邦彦、舟橋葉子の諸兄姉が選ばれた。尚、任期を満了した一柳民恵、奥田尚子、菊地孝枝の諸姉が休職となった。

終わりに
 越谷教会は今年で創立125年になる。越谷教会で40年以上牧会していた長尾丁郎牧師が就任したのは今から百年近く前である。教会員数は約40名。当然の事ながら長尾牧師も当時の信徒も今は全員天国にいて、越谷教会には誰もいない。
 昨年度、4名の受洗者と3名の転入会者が与えられて現住、越谷教会の現住陪餐会員は203名になった。しかし、当たり前の事だが今度は百年後、今の会員は誰もいなくなる。つまり教会は伝道しなければ確実に衰退する。死んでしまう。伝道することは教会が生きている証しでもあると思う。
 今年度の越谷教会の伝道主題は「伝道に燃える教会」である。百年後、今の教会員は誰もいないが、それに代わって何百人、何千人もの教会員が新たに生まれていることを願いながら、今年度も主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝えていく教会になれますよう切に祈ります。
(とよかわ あきお)

越谷教会月報みつばさ2014年5月号特集「2014年度 教会総会」より


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