今月の特集題 み言葉から確信に立てさせられ
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清水 広幸 |
「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。」テモテへの手紙二
4章2節![]() この計画は教職員有志で毎朝7時35分から欠かすことなく守る祈祷会で生まれた。キリスト者や求道中の教職員が祈る中で、毎朝心を静め全校生徒たちと恵みを分かちたいという祈りが実現したのだ。全校礼拝は授業前15分間であるが、生徒・教職員には神様の言葉に耳を傾ける大切な時だ。 準備段階当初は、きっと生徒が嫌がるかもしれない、授業熱心な教師らが開始時間が遅れることなどから反対すると考えていた。しかし、実際はキリスト者は勿論だが、それよりも非キリスト者教員から、「必要だと思う」と前向きな発言が多く励まされた。講堂は満員だが静かに礼拝を守り続けている。我らの心配は杞憂であった。 私は礼拝が始まる瞬間、オルガンが鳴り黙祷するその瞬間が好きだ。生徒はその時、何を思って頭を垂れているのだろうか?真剣な眼差しに、きっと自分なりの「何か」を求めているのではないか。心の空洞を埋めるのに相応しい言葉?そうではなく、自然に空気のようにスッーと心の中に入り込んでくださるイエス様の存在かもしれない。 困った事が起きた。二週に一度奨励当番が回ってくる。自分が語るとは想定外、全校礼拝・・・中1と高3では精神的成長はまるで違う。まして全教職員も聞いている、しかも奨励時間7〜8分以内時間厳守だ。神の言葉を語るはまさに神業だ。取り敢えず1学期から合計6回のご奉仕が終わった。 ある日、廊下ですれ違った生徒が突然私に言った。「先生の話し、すごく励まされました。僕は先生の話しが楽しみです!」アッーなんといい生徒だろう。1000人近くもいれば一人位は評価してくれる生徒もいるものだとウキウキしながら自席に戻れば、机上に今後の予定表が置かれていた。見ればあと8回…しばし沈黙、でもやるしかないと言い聞かせている。 ![]() |
(しみず ひろゆき) |
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百武真由美 |
![]() 私の人生のつたない経験の中でも、特に誘惑や試練に出合った時、心に浮かんできて私を支えたのは、幼い日に暗唱したみことばでした。あの頃歌ったこどもさんびかと一緒に、聖書の短い一節が心をよぎって、何度も守られました。辛くて悲しくて心が折れそうになったときには、やはりあの頃覚えたみことばが、当時の教会学校の先生のやわらかな声と共に聞こえてきて、再び祈る力が与えられました。 私にとっての献身も、神学校への入学も、伝道者への訓練の一つ一つも、やはり日常の中で聴き続けたみことばに背中を押されてこそのものであった、と思います。 よく「献身する時は、何か劇的な出来事があったの?」と尋ねられますが、私の場合はそうではありません。いつも聴いてきたみことば、日々読んでいたみことばが、その時もう一度聴こえてきて、みことばの与え主にもう一度、しかし新しく出会った感じでした。特に小学三年で暗唱したマルコによる福音書16章15節が頭から離れませんでした。三行のみことばに、召命の確信を得ました。 ![]() |
(ひゃくたけ まゆみ ) |
越谷教会月報みつばさ2013年10月号特集「み言葉から確信に立てさせられ」より |
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