第9回教会セミナー
インタビュー・報告 豊川 昭夫

第一部 信仰の先輩に聞く

 今年は、長く教会役員も経験された奥田姉にお話を伺った。金沢市で生まれ、幼稚園からミッションスクールで育ち、高校生で受洗。金沢大学を卒業後は、母校の中学・高校(ナント須賀舞牧師の出身高校でもある)の英語の教師をし、その後上京し結婚。
 ご主人の仕事の関係で大阪、越谷、シンガポールに赴任しても、常にキリスト教会と共にある人生の豊かさを話された。
 86歳で現在の趣味がエレキベースとシャンソンだという姉妹の若さに驚くと共に、この元気いっぱいな信仰の先輩の後に続きたい。
 

第二部 講演
 越谷教会で42年間牧会をされた石橋牧師は、最初に赴任された鴻巣教会の時代からのお話をされた。裁判問題を抱えた教会であり、外から見たら「荒れ果てた畑」とも見える教会であったが、そこに礼拝なしでは成り立たないという多くの信徒がいた。そして当時の石橋牧師は、もの凄い早口で何を語っているか分かりにくいのに、礼拝が楽しいという信徒達に自分は育てられたと語った。
 越谷教会へ赴任されてからも会堂の借入金問題や幼稚園の問題もあったが、現在は、自宅礼拝を含めての教会の教勢も上がっており、幼稚園も良い保育者と協力的な保護者に支えられ素晴らしい幼稚園となり感謝していると語られた。
 今後は、チーム伝道春風の活躍を楽しみにしたい。

越谷教会月報「みつばさ」2023年3月号より


      




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