神の業を見る喜びと期待の中で

狛江教会牧師 岩田 昌路

 主のお導きによって越谷教会の神学校日礼拝にて説教奉仕を担当させて頂きました。心から感謝しております。奉仕に先立ち、創立130年史をお送り頂きました。越谷教会は狛江教会の二倍の歴史を刻んでおられ、石橋秀雄先生が42年間も主任牧師として仕えてこられたことを知りました。表紙に記された今年度の伝道主題でもある『神の業を見る』という言葉にも、とても心を動かされました。『神の業を見る』。ここにキリストと教会に仕える者の喜びがあり、献身の喜びがあると考えるからです。
 主は生きておられる!そのことが本当に実感できるような時があります。そこには喜びが生れますが、一方、私たちは自分の不信仰を恥じて、主の御前に悔い改めに導かれます。そして、人知を超える神の業をさらに見てみたいという期待が生まれます。越谷教会は新たな神の業を見ることへの期待に満ちた教会だと思います。
 石橋秀雄先生は5期12年にわたり教団議長としてご奉仕下さいました。全体教会に仕える教会として、副牧師・伝道師・教会員の皆様が祈りをもって石橋先生を送り出し支えて下さいました。私は教団を代表するような立場にはありませんが、先の教団の新体制の準備に携わった者として、多くの教職・信徒たちの思いとともに心からの感謝を表したいと思います。私も伝道推進室の書記として、三期にわたって、石橋先生と共に歩ませて頂きました。神に召された伝道者として、伝道の楽しさを存分に経験させて頂いて深く感謝しております。
 今春、越谷教会は新たな主任牧師を迎えられ、教職体制を一新されることを伺いました。42年ぶりの大きな節目にあって、教会のかしらなる主がこの群れを相応しく守り導いてくださり、教会の皆さまが神の業を見る大きな期待において歩み続けることができますように心からお祈りしております。新たに結成される「チーム春風」のご活躍にも期待しております。。
(いわた まさみち)

越谷教会月報「みつばさ」2023年2月号より

      




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