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ヨハネによる福音書7章37節~39節
説教者 須賀 舞 牧師
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聖書のみ言葉を通して直球で語られた説教に一瞬、構え直したことでした。
私たちを本当の意味で生かすものとは何でしょうか、私たちの人生において必要な ものは何か?考え出すときりがない、聖書は本当の意味で私たちを生かすものはたった一つだけなんだと言います。
それは、私たちを本当の意味で生かすものとは主イエス・キリストへの信仰であるということです。ヨハネによる福音書7章37節~38節、私を信じる者は、聖書に書いてある通り、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。
そして続く39節、この主が言われる「生きた水」とは主イエスを信じる人たちが受ける霊のことであるという説明が記されています。
主は「私を信じる者は、聖書に書いてあるとおりその人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる」、「その人」とは第一に主イエスご自身のことであると言えます。「その人」と言う曖昧な言葉が主イエス・キリストを指しているだけでなく「信じる者たち」のことだとも読むことができるのです。使徒パウロはガラテヤの信徒への手紙4章19節で信じる者たちの内にキリストが形づくられるのだと記しています。
主イエス・キリストを信じて、主イエス・キリストをその内に迎え入れて固く結ばれた人はどんな人生を歩んでゆくのでしょう。
主イエスは「その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる」と言われます。信じる人は救いの喜びが腹の内から、心の奥底からあふれ出てくるようになるのです。私たちを本当に生かすお方と一つとされます。まことの命なるお方が嬉しい時も悲しい時も、いつもどんな時もずっとわたしの内に共にいてくださるのです。
これ以上の喜びはありません・・・と。
我が魂よ聞け、祈り求めよ
一柳 民恵 |
越谷教会月報「みつばさ」2022年11月号より
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