教団議長を終えて
    祈りに支えられて
                                  石橋 秀雄
 5期12年にわたって教団議長の重責を担いました。ややっこしい教団で5期12年も教団議長を担うなどとはありえないことですが、判断ミスで常議員会が停滞したり、教団が混乱することはなく、1期ごとにビジョンを明確にして重責を担うことができました。5期12年も教団議長を送りだした越谷教会はすごいと驚きをもって越谷教会が受け止められています。
 教団総会で新議長が選任されて、即議長交代となります。その時挨拶を求められます。
 最後の挨拶です。「東日本大震災から始まってコロナで終わる12年、歴代の副議長、書記に支えられ皆さまの祈りに支えられて議長の職務を全うすることができました。わたしはストレスを溜めません。ストレスはバラまくものだと思っています。わたしがストレスを撒き散らしたために被害を受けた皆さまに心からお詫びして、それでは皆様さようなら」と挨拶をしました。
 大爆笑に送られて総会場をあとにしました。次のことも言いたかったのですが、はぶきました。
教団総会議長になって嬉しいことが一つあります。毎年、聖路加国際病院で人間ドックを受けています。
 58歳頃から大腸にポリープができ二年に一回内視鏡検査の時、切除してきました。最初に議長に選任された時、あるはずのポリープが消えていました。それ以後、今日までポリープはできていません。今年の4月に人間ドックを受けました。検査データーを見ながら「優等生に近いですね」と言ってくれました。ほとんどA判定でした。
 膵臓の二つの血管の一つに5ミリの石があり血液の流れを止めていました。日常生活には問題ないということでした。半年に一回MRI検査をして、消化器のドクターが監視をしてきました。ところが、今年石が消えたのです。流れてしまいました。
 「総会場の皆様、健康になりたいと思ったら教団議長になることをおすすめします」とも言いたかったです。
                            (いしばし ひでお)

         越谷教会月報「みつばさ」2022年10月号より
      


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