婦人会2020

清水 泉

 婦人会の役員は2018年からで3年目になります。最初の年は前年度からの提案「婦人会名を女性の会へ」について議論をしましたが反対多数で否決されました。時が熟していなかったのでしょう。また感謝カードを作成しました。例会に出る方は14・5名ですが会費は60名近くいただきます。新米役員にとってお顔と名前が一致していないこともありカードを手渡ししました。
 毎年少しずつ例会の人数が減ってきています。教会全体も現住陪餐会員を整理したことにより、減少が顕著になりました。少しでも人がつながっていて欲しいと思っています。そんな折に新型コロナウイルス感染症。3月からずっと中止だった例会を8月に久しぶりに開きました。また石橋牧師より「主を喜びとすることこそ、あなたがたの力であるからだ」(ネヘミヤ書8:10)を今年のメッセージとしていただきました。バビロン捕囚の苦しみを体験し、エルサレムで神殿の再建もされたが妨害や不正があり失望をしていた時にネヘミヤが語られたことば。どんな状況でも日曜日が与えられ、主を賛美することができる。私たちの力の源、喜びの根拠を見つめつつ歩むものでありたいと。
 先日座布団干しの作業の時に「久しぶりに集まって奉仕ができたわ」と言われた方がいました。人は群れて生きる動物だと思います。感染防止に気を使いながら、これからも集まって楽しみたいと思います。

(しみず いずみ)




2020年度の幼稚園

佐藤 祐子

 いつも幼稚園の事子どもたちの事を祈っていただき、本当にありがとうございます。コロナ禍で2カ月遅れの6月から始まった新年度。感染を防ぐために、30秒の手洗い小まめな換気、消毒をしてきました。ただ密着だけは避けられず、寄り集まって遊ぶ子どもたち、だっこやおんぶに応える保育者、このふれ合いの積み重ねが信頼や安心につながっていると思うと大きなジレンマです。
   でも子どもたちが友だちとふれ合い元気に遊び、いろいろな事を経験し、自分で感じ考え成長し合う幼稚園が開けられるという事が何よりも感謝です。プールも5回入れました。そして、年長組全員参加でお泊り会を無事にする事もできました。一学期をお守りの内に終える事ができてほっとしています。二学期三学期も例年と同じ生活とはいかずに、できない事や違う道を探す事もでてくるでしょう。
 心配や不安は拭いきれませんが、どんな時でも共にいて下さる神さまに守られて、どこを通っても豊かに元気に成長していく子どもたちと共に、毎日を感謝して歩ませていただきたいと願っています。早くこの大変なでき事が終息へと向かいますように祈りながら。

(さとう ゆうこ)


越谷教会月報「みつばさ」2020年9月号より