第7回教会セミナ― (2/17)  

 インタビュー・報告 豊川 昭夫

第一部 信仰の先輩に聞く

 今年は、鈴木惠子牧師にお話を伺った。鈴木牧師は、五十歳を過ぎてから越谷教会で受洗され、その後神学校に行き、牧師になられた事は周知であるが、鈴木牧師の「生い立ち」や「青春時代」そして結婚後の事は皆無だったが、その壮絶とも言える人生を包み隠さず語って下さった。特に、養母の突然の家出やご主人の会社倒産の話は、心を打たれた。その後、信仰生活・献身・牧会の話をされたが、その全ての時に主の導きがあった事を証しされた。三月で隠退されるが、今後は月一、二回の夕礼拝の説教をされる。また自宅で三浦綾子さんの読書会も開きたいと語った。今後の益々のご活躍を期待し、この信仰の先輩の後に続きたいと思う。


第二部 講演会

 今回は、石橋牧師より「現在そして今後の日本基督教団について」の演題でお話をして頂いた。石橋牧師は、教団総会議長として五期目を迎えたが、一貫して伝道に徹する姿勢にぶれはない。2020年には、現在の教団の予算では破綻すると言われている。教団の機構改定と伝道の更なる推進が求められている。実現に向けて強く祈りたい。

               (とよかわ あきお)

越谷教会月報「みつばさ」2019年3月号より