神学生夏期研修報告

大分初上陸!


 清水 義尋
 今年は大分県にある五つの教会を転々としながら実習をさせていただきました。
 教会ごとにそれぞれ違った特色があって全く退屈しませんでした。どこに行っても食べ物がとっても美味しい!
 ですが、大分は埼玉と比べて人通りが少なく、夜は閑散としてちょっぴり淋しいです。どの教会も新来者が殆どなく、伝道するには厳しい土地でした。
 しかし、その分教会員の方々の結びつきが強いです。平均すると、どの教会も二十人弱の小さな群れでしたが、主に結ばれた家族として協力して教会を守り続けていました。 牧師先生方はどの方も誠実に神様に仕えて自分の仕事をされていました。そのお姿からは牧師になるために必要な多くのことを学ぶことができました。
 実習中苦しいことも多々ありましたが、様々な悩みや苦しみを通して主は確かに私と共にいて、必要な力を与え、みことばを与えて導いてくださるのだということを実感することができました。本当に恵み深い時を過ごすことができました。
 大分は良いところです。が、やっぱり越谷教会が一番落ち着きますね。
 戻って来られて良かったあ!

 (しみず よしひろ)

 

豊後高田教会。毎週2、3人という小さな数ではありますが、礼拝を誠実に守り続けている教会です。


 

宇佐教会。この建物は教会の裏側にある「ダビデ館」というもので、地域の人たちとの交流のために解放しているスペースです。私は、ここで寝泊まりさせてもらっていました。


 

杵築教会。幼稚園が併設されているため、越谷教会と同じく、礼拝堂は2階にあります。ステンドグラスがとても綺麗な教会です。


 

同じく杵築教会。


 
 

別府不老町教会。熊本地震で被災し、最近建て直された教会です。牧師先生も信徒の方も熱心に礼拝を守っています。


越谷教会月報「みつばさ」2018年10月号より