教会全体修養会

井頭温泉チャットパレス 8/3〜4

 

 共に過ごした一泊修養会 

            石橋由美子

 猛暑の越谷から栃木県真岡市の井頭温泉チャットパレスに向かいました。老若男女(男3名・女12名・中学生1名)計16名、終始和気あいあいと楽しく貴重な時間を過ごす事が出来ました。主題「聖書を読んで祈って伝道する」主題講演はスクリーンを用いて木村利人先生(しあわせなら手をたたこうの作詞者)のお働きを学びました。
 先生曰く『しあわせなら手をたたこう』は、フィリピンを戦略した日本との悲惨な戦いの和解への願いを込めたワークキャンプから生まれたいのちの喜びの歌なのです。
 今も戦争、平和、命、幸せ、そして憲法などの重要なテーマについて、キリスト者として「態度で示そうよ」とアピールをし、歌を通して私たちに伝道し続けている事を知らされ新たに感動しました。
 修養会のプログラムで特記すべきことは、三回の礼拝と夕食後のお楽しみ会です。三人の牧師よりメッセージを頂けるのはなんという喜び、恵みでしょう。そして毎週の礼拝では、なかなかつながり得ない教友とのコミュニケーションがこの時この二日間で価値ある交わりへと進み、そして修養会は祈りで始まり祈りで閉じるという尊い交わりへと導かれたのです。
 私は独身時代、養護施設の保育士で日夜、子どものお世話に明け暮れてしまい、教会員としての自覚が薄い教会生活を日々送っていたのですが、牧師と結婚し、夫と共に伝道しなければと日々奮起しました。しかし、鴻巣教会付属幼稚園の保育は日夜忙しく、持病の慢性中耳炎が悪化し、保育終了後は上尾の耳鼻科まで夫に送り迎えしてもらう程でした。今思えば、真剣に 伝道とは と考える余裕がありませんでした。現在、古希を迎えた私に出来ることは限られていますが、朝目覚めたら祈って、聖書を読んで賛美する生活、そして毎週喜んで礼拝に集うことが「聖書を読んで祈って伝道する」という第一歩ではないかと、この修養会で再認識しました。
 最後に今回も企画担当の伝道牧会委員会の方々に心から感謝し、主題とも繋がる聖句を記します。
 「あなたがたの心は以前は暗やみにおおわれていましたが、今は主からの光にあふれています。そのことを態度で示しなさい。」(リビングバイブル エフェソ5・8)

          (いしばし ゆみこ)


越谷教会月報「みつばさ」2018年9月号より

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