第六回教会セミナー (2/18)

第一部 信仰の先輩に聞く

 今年は50年以上越谷教会で信仰生活を送っている榎本壽子姉にお話を伺った。
 あのキュックリヒ宣教師で有名な加須の愛の泉にお勤めになりキリスト教に出会い愛泉教会で受洗。しかし実家の酒店を継ぐために吉川に戻られ越谷教会へ転会される。その後、愛泉教会員の榎本兄と結婚、今では三人のお子さんと五人のお孫さんに囲まれている。尚、趣味の短歌・川柳ではNHKのラジオでも何度か放送された。
 信仰者になって、目に見えないものに感謝し祈る事が出来るようになった、そして毎週神様のお話が聞ける事が幸いだと話された。姉妹の「いつもぶれない信仰」の後ろ姿に続く者でありたいと思った。


第二部 教会学校の今

 今年の第二部は「教会学校の今」をテーマに、小学科の薩摩雅宏先生と中高科の田坂邦彦先生にお話をして頂いた。
 薩摩先生は40年、田坂先生は50年以上教会学校の先生をされ、それぞれの貴重な経験をお話しされた。その中で、教会学校の生徒が受洗した時、また離れていった生徒が教会に戻ってきた時に教会学校の教師として最高の喜びに与かれると話された。一方、子どもの減少の為、教会学校の生徒自体も減少している、又教師の高齢化も課題としてある事も話された。それでも越谷教会は、他教会に比較して沢山の元気な子ども達と教師がいて、毎週礼拝が守られている。教会学校の生徒と先生の為に教会が一つになって祈りを合わせたい。

               (とよかわ あきお)

越谷教会月報「みつばさ」2018年3月号より