埼玉地区新年合同礼拝

キリスト我がうちにありて生くるにあり

             舟橋 葉子

 大雪が降った1月14日、岩槻教会を会場に埼玉地区一区の新年合同礼拝が行われました。説教者はシャロンのばら教会の鈴木一義牧師。

 「我もはや生くるにあらず」(ガラテヤ書2章15節〜21節・文語訳)と題し、病身を押して車椅子で熱の入った説教を語りました。長尾巻牧師のことから始まり、長尾丁郎牧師のエピソードにも触れ、はからずも越谷教会の長い歴史の一端を、改めて知ることのできる説教となりました。礼拝が始まる頃に降り始めた雪が、70分という説教が終わる頃には深く降り積もっており、それも歴史の積み重ねを目の前に見る思いが致しました。越谷教会は、多くの牧師・多くの信仰の先輩方のお働きの末に、今ここにあります。私たちもまた、神様を仰ぎ見、誠実に働いてこの信仰共同体を次の時代に手渡さなければならないと強く感じました。
 吉川教会の深谷春男牧師の司式による聖餐式は、白くて薄くて丸いホスティアが印象的でした。あいにくの天候でしたが、参加教会20、参加者135人という恵みの礼拝となりました。

                       ふなはし ようこ






越谷教会月報みつばさ2013年2月号より