腹八分目

野沢 智恵

 私のティータイムは、夕食を終えた後のひと時です。
 お茶を飲みながらサークルの予習、パソコンのメールを見たり、たまにはゲームに夢中になります。新聞を読み、今「ことわざ英語塾」というかこみ記事の切り抜きをしています。その中の諺に「腹八分目に医者要らず」がありました。 
 夕食の時このことが話題になり、夫がそれは、「人が生まれた時、神様が生涯の食べる量を決めてくださる。それを食べつくした時が寿命である。だから食べ物をよく噛んで腹八分目に暮らせばそれだけ寿命が延びる」ということだと言いました。


 食欲の秋、おいしい食べ物が目につきます。ついつい誘惑に負けそうになりますが、私も腹八分にして元気で長生きしたいと思います。

(のざわ ちえ)

越谷教会月報みつばさ2012年10月号「Tea time」より