特別伝道礼拝






特伝に出席して

雲見 昌弘

 9月8日の特別伝道集会に出席した。説教者はアメリカ改革派教会世界宣教局局長のジョニー・アリセア・バエツ牧師で説教題は「来るべき世代を擁して」で聖書の朗読箇所は詩編71編15節から18節。
 アメリカ改革派教会から信仰を共にする日本キリスト教団や所属する会員への熱い友情と連帯の気持ちを伝えた後、牧師は、はっきりとした力強い口調で語り始めた。
 改革派教会の今後15年の課題を@改革の必要性A次世代リーダーの育成B宣教の大切さとしたうえで、今日の説教は二番目の次世代リーダーの育成に焦点を充てると説明。詩編71編の18節を引用しながら、まだまだ神様のために働きたいと願望しつつ、次世代のリーダー育成の必要性も痛感する私たちの世代。神様の私達に対する大いなる愛を次の世代に確実に語り継いでいかなければならないと牧師は訴える。また、友人が牧師を務めるフロリダ州の教会の礼拝で会った、およそ教会に似つかわしくない、スキンヘッドや髪を赤く染めた若ものたちが、友人の牧師の指示により礼拝で与えられた役割を立派に果たした例をあげ、若者を愛し信頼し外見だけで判断してはいけないと語るバエツ牧師。
 講解説教を聴くことが多い私達だが、久しぶりに情熱あふれた説教を聞き元気と希望を与えられた。  

  (くもみ まさひろ)

来るべき世代を擁して              

舟橋 葉子

 9月8日の特別伝道礼拝に、アメリカ改革派教会(RCA)の世界宣教局局長、アリセア=バエツ師とグロリア・マッカーナ総会議長をお迎えした。バエツ師の英語の説教を、教団の世界宣教委員会の加藤誠幹事による卓越した通訳で、解りやすく聞くことができた。
 「わたしが老いて白髪になっても 神よ、どうか捨て去らないでください。御腕の業を、力強い御業を 来るべき世代に語り伝えさせてください。」(詩編71編18節)
 このみことばを通して、宣教のリーダーシップを取る人たちを生み出すことの重要性を力強く語った。プエルトリコの神学校で学んでいた時のことや、フロリダで牧会をしていた時に他教会の若者の服装や言動を見て驚いたが、彼らが同世代の人々に神の御業について証をするために興された人々であると知ったこと、など、具体的なエピソードを交えて話された。そこには詩編の時代とアメリカと日本に繋がる神のご計画があったのである。
 日本基督教団と宣教契約を結んでいるRCAのアリセア=バエツ師には石橋牧師と共通する伝道に対する熱さを感じた。また師の息子さんの一人が日本人と結婚しているということも親しみを覚えた一つだった。
母語はスペイン語とのこと、越谷教会の礼拝堂に日本語と英語時々スペイン語の讃美歌が豊かに響いた。 

 (ふなはし ようこ)


越谷教会月報「みつばさ」10月号より